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vol.75【素問】五臓の個性と性格〜肝・心・脾・肺・腎を“人”として診る〜
東洋医学では、「肝・心・脾・肺・腎」の“五臓”は、単なる内臓器官ではありません。それぞれが独自の 性格や役割を持った“人物”のように扱われる のが特徴です。 これは単なる比喩ではなく、 生命を“機械”ではなく“生きた有機体”としてとらえる視点...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
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vol.74【素問】五行とは何か?〜自然と身体をつなぐ地図〜
「五行(ごぎょう)」は、東洋医学において 人体と自然の関係をマッピングするための“座標軸” 。木・火・土・金・水という5つの要素は、単なる自然の表現にとどまらず、 臓腑・感情・色・音・季節・器官・性格…あらゆる生命の情報を整理し、診断と治療に活かすための立体的なモデル...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
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vol.73【素問】上古天真論を読む〜素問の原点にして、医道の“哲学的始まり”〜
「上古の人は、百歳を越えてもなお動作が衰えず――」『素問』の第一章、 「上古天真論(じょうこてんしんろん)」の冒頭に記されたこの一文は、東洋医学という世界が、“生き方の哲学”から始まったこと を私たちに教えてくれます。 ここに書かれているのは、治療の技術ではなく、「どうすれ...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
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vol.72【素問】陰陽論の真価〜東洋医学のすべてはここから始まる〜
「陰陽(いんよう)」――あまりにも有名で、あまりにも誤解されている言葉。 “白と黒のマーク”“男と女”“静と動”といった表面的な解釈にとどまってしまいがちですが、 東洋医学における陰陽論とは、“生命の本質”を貫く原理 であり、すべての診断、すべての治療、すべての概念はここに...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
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vol.71【皇帝内経】素問と霊枢の違いと世界観〜鍼灸家が知っておきたい“医の哲学と技術の原点”〜
東洋医学の聖典とされる『黄帝内経(こうていだいけい)』。この書物は、ふたつの大きな巻から成り立っています。 それが、 『素問(そもん)』と『霊枢(れいすう)』 。 似ているようで、まったく異なる視点を持ち、そして両者が合わさることで初めて、東洋医学の真の全体像が見えてきます...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
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vol.70【古典】鍼灸の源流をたどる 〜黄帝内経から鍼灸大成まで〜〜“施術は科学であり、芸術である”の原点にふれる〜
「鍼灸って、結局なにを根拠にしているの?」「経絡って、どうして存在するとされているの?」「どこからどこまでが“東洋医学”なのか?」 そんな疑問に、真っ向から応えてくれるのが―― 古典 です。 古典とは、“昔の本”ではなく、“今も生き続けている智慧の源”。現代の施術家が迷った...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
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vol.69【応・運動】運動と血流が変える髪質〜筋トレ?ストレッチ?有酸素?育毛に効く“動き方”とは〜
「髪にいい運動って何ですか?」これは意外と多いご質問です。でも実は、運動と育毛には 深い相関関係 があります。 血流、ホルモン、自律神経、ストレス応答、代謝活性…すべてが運動によって動き出すのです。 今回は、鍼仙人式の育毛アプローチの中でも重要な柱、“運動と育毛の関係”につ...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
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vol.68【基・健康】髪を育てる“食”と“腸”〜五臓六腑と毛根の意外なつながり〜
「髪は“内臓の鏡”」という言葉は、東洋医学において決して比喩ではありません。実際に、 髪のハリ・コシ・ツヤ・ボリューム は、「食べたものをどう消化・吸収・巡らせているか」に直結しています。 今回は、育毛と深く関わる“食と腸内環境”にフォーカスし、五臓の働きと合わせて、鍼仙人...

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vol.67【基・健康】セルフケアで育てる髪 〜日常でできる整え習慣〜〜“髪にいいこと”は、“心と体にいいこと”〜
サロンでの施術も大切ですが、髪を本当に育てるのは「日々の習慣と、身体へのまなざし」です。 今回は、鍼仙人式育毛ケアを補完する 自宅でできるセルフケア法 を東洋医学・西洋医学の視点を交えてご紹介します。特別な器具や難しい知識は必要ありません。今日からできる、やさしくて深い“整...

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vol.66【応・健康】鍼灸×育毛ケア 〜頭皮鍼・経絡治療・ヘッドスパの相乗効果〜〜“髪が育つ環境”を整える、鍼仙人式アプローチ〜
育毛は「頭皮だけの問題」と思われがちですが、実は頭皮は“全身の縮図”とも言えるほど、内臓・血流・神経・ホルモンの影響を強く受けるエリアです。 今回は、鍼仙人式が実践している 頭皮鍼・経絡治療・ドライヘッドスパマッサージ を軸に、髪が育つ“土壌”を整える施術法をご紹介します。...

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vol.65【学・健康】AGケアとは? 〜髪は“内臓の鏡”という東洋医学的視点から〜
「最近、抜け毛が増えた気がする」「分け目が目立つようになってきた」「円形脱毛が気になって帽子が手放せない」 年齢や性別を問わず、「髪の悩み」は心に深く影を落とします。でも、髪は“単なる表面の問題”ではありません。東洋医学では古来より、「髪は血余(けつよ)」「髪は腎の華」と呼...

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vol.64【基・健康】側湾症③:セルフケア・呼吸・姿勢と日常の整え方〜治療だけに頼らない、“整える暮らし”のススメ〜
鍼灸や整体の施術で側湾症の緩和を目指すことはとても大切ですが、実はそれ以上に重要なのが「日常でどう身体と向き合うか」という視点です。 第3回目となる今回は、鍼仙人式の視点からセルフケア・呼吸法・姿勢意識といった日常的な“整え方”についてお伝えします。 【1....

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vol.63【応・健康】側湾症②:鍼仙人式アプローチと施術法〜構造・神経・経絡の3軸から、歪みの本質に迫る〜
前回は、側湾症が単なる“背骨のゆがみ”ではなく、呼吸・内臓・自律神経・循環機能にまで影響を与える全身の構造的な問題であることをお伝えしました。 今回は、voyage.が考える「側湾症への統合的アプローチ」について、東洋医学・構造医学・神経生理学の3つの軸から解説していきます...

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vol.62【学・健康】 側湾症①:構造の歪みが引き起こす、身体の連鎖 〜見た目だけじゃない、内臓・神経・循環系への影響〜
「側湾症(そくわんしょう)」とは、背骨が左右に湾曲し、ねじれを伴う状態を指します。 思春期の成長期に多く見られ、特に女性に発症しやすいことが知られていますが、 大人になってからも、加齢や筋力の低下、不良姿勢の積み重ねによって進行・再発することがあります。...

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vol.61【学・健康】自律神経と睡眠〜眠りの質が、神経の安定を決める〜
「寝つきが悪い」「夜中に目が覚める」「眠っても疲れが取れない」 これらの睡眠トラブルは、自律神経の乱れによって引き起こされることがよくあります。 睡眠は、自律神経の“リセットタイム”。 特に副交感神経が優位になることで、身体の修復や記憶の整理、免疫の回復が行われます。...

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vol.60【学・健康】自律神経と食事・薬膳・漢方〜「内側」から整える、食養生と東洋医学の知恵〜
「疲れが抜けない」「ストレスに弱くなった」「季節の変わり目に体調を崩す」 そうした不調は、自律神経の乱れだけでなく、 “内臓機能や消化力の低下”が関与していることも多くあります。 東洋医学では「内因(感情)」「外因(気候)」「不内外因(生活習慣)」が病の根とされ、...

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vol.59【学・健康】 自律神経と運動療法 〜心と身体のバランスを動きから整える〜
「なんとなくやる気が出ない」「疲れているのに眠れない」「天気で体調が左右される」 そんな不調の背景には、自律神経のアンバランスが隠れていることがあります。 そして、それを整える鍵が“運動”にあることをご存知でしょうか? 運動は、単なる筋力強化やダイエットのためではなく、...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
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vol.58【学・健康】 自律神経とリハビリ・機能訓練 〜動きの再教育で、神経の調和を取り戻す〜
「疲れやすい」「集中力が続かない」「動作がぎこちない」 これらは単なる筋力や体力の低下だけでなく、自律神経の不調が関与している場合もあります。 リハビリテーションや機能訓練は、筋肉や関節を動かすだけでなく、 “神経系の再教育”という側面からも、非常に重要なアプローチとなりま...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
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vol.57【学・健康】 自律神経と整体・姿勢矯正・リラクゼーション 〜背骨と神経、構造と機能の密接な関係〜
「肩こりがひどい」「背中が丸くなって疲れやすい」「深く呼吸できない気がする」 こうした感覚は、単なる筋肉のコリや姿勢の問題だけでなく、 “自律神経のバランスの崩れ”が背景にあることも少なくありません。 自律神経は、脊柱(背骨)の中を走る脊髄神経を通じて全身に張り巡らされ、...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
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vol.56【学・健康】 自律神経と鍼灸治療 〜ツボで整う、心と身体のバランス〜
「ストレスで眠れない」「動悸が続く」「胃が重たい」 それは、単なる体調不良ではなく“自律神経のアンバランス”が根底にある可能性があります。 自律神経とは、交感神経と副交感神経が拮抗しながら生命活動を維持する、自律的(autonomic)な神経ネットワーク。...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 5分
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