vol.37 【応・母子】逆子治療と鍼灸〜 お腹の中から整える、東洋医学のチカラ 〜
- - 鍼仙人 - 高山 昌大
- 3月22日
- 読了時間: 4分
更新日:3月26日
妊娠中期から後期にかけて、赤ちゃんが“逆子”のままなことに不安を感じる方は多くいらっしゃいます。
逆子とは、赤ちゃんの頭が上にある状態で、正式には「骨盤位」と呼ばれます。
一般的には32週以降も逆子が続いていると、帝王切開を検討されることが増えてきますが、 実は東洋医学には、赤ちゃんが自然に回転しやすい体内環境を整える方法があります。
それが、鍼灸による“逆子のお灸”です。
【逆子の原因と東洋医学的な見方】
西洋医学では、子宮の形状・胎盤の位置・羊水量などが要因とされますが、 東洋医学では、以下のような状態が関与していると考えられます。
腎陽虚(冷え):身体が冷えており、子宮のエネルギーが不足
気滞血瘀:血流や気の流れが滞り、子宮内の環境が整っていない
肝気鬱結:ストレスや情緒の乱れによる気の流れの停滞
これらはすべて、“赤ちゃんが自然に動きやすい体内環境”を阻害する要因となります。
【鍼灸による逆子治療のアプローチ】
🔹 至陰(しいん)へのお灸
小指の外側にあるツボで、逆子治療の代表格
良導絡や神経反射を通じて、骨盤内の緊張をゆるめ、胎児の回転を促す
🔹 三陰交・足三里・関元など
体全体の冷えを改善し、骨盤内血流や子宮のエネルギーを高める
🔹 母体のリラックスと自律神経調整
神門・百会・内関などで、緊張や不安を緩和し、副交感神経を優位にする
🔹 タイミングの重要性
妊娠28週〜33週あたりが最も効果が出やすい時期とされており、早めのケアが望ましい
【voyage.の逆子施術の特徴】
丁寧な脈診・舌診・腹診で体質と原因を分析
自宅でのお灸指導とセットで、セルフケアもサポート
妊娠週数に応じて、安全でやさしい施術を提供
施術後のフォローと不安へのケア体制も充実
【まとめ:赤ちゃんの“回る力”を、整えて引き出す】
逆子を“治す”のではなく、 赤ちゃんが自然に回転しやすい身体環境を整えることが鍼灸の本質です。
赤ちゃんの声に耳を澄まし、 母体の冷えや緊張を取り除いていく—— そのやさしい時間が、きっと赤ちゃんにも届いています。
お灸のぬくもりで、赤ちゃんとお母さんがつながる逆子ケア。 東洋医学ならではの力を、ぜひ感じてみてください。
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『鍼仙人』院長 高山 昌大
施術歴16年/87,000人以上の施術実績。
プロアスリートや著名人の施術経験も豊富。
鍼師・灸師・柔道整復師・機能訓練士・登録販売者・調理師など、
多岐にわたる国家資格を保有。
鍼灸・柔整・構造医学・東洋医学をはじめとする幅広い知識と手技を融合。
「施術は科学であり、芸術である」を理念に、心身の真の調和を追求。

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