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vol.374【アニメ】ルパン三世のルパンは“肝気の発散”タイプ?〜自由奔放な氣の動きとその代償〜
気づけば人の心をかき乱し、空気を変え、誰よりも自由に生きる。 『ルパン三世』の主人公・ルパン。 軽快な動き、読めない思考、そして人懐っこいようでミステリアスな雰囲気。 この型破りなキャラクターには、東洋医学的に見てもはっきりとした“氣の質”がある。...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 4分


vol.312【傷寒論】氣逆と鍼灸:逆流する氣を整える“向き”の調律術
氣が突き上げる。 突然、込み上げるような吐き気。 咳やしゃっくりが止まらない。 ──それは、本来“下へ”流れるべき氣が“逆流”している状態「氣逆(きぎゃく)」である。 『傷寒論』では、氣が逆上することで生じる咳・喘・嘔吐・眩暈などの記載が豊富であり、...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 4分


vol.305【傷寒論】氣逆と鍼灸:逆流する氣の“方向性”を整える術
怒りっぽい。胸がつかえる。みぞおちが苦しい。 ──それは、氣が“本来の方向と逆に動いている”状態。 『傷寒論』における「氣逆(きぎゃく)」とは、 氣の流れが上に逆行し、身体と心に“圧迫”を生む症候 である。 今回は、氣の“方向”に注目し、逆上する氣をどう整えるかを...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 4分


vol.250【難経第五十五難】氣滞と氣逆の違いとは?〜“氣が止まる”と“氣が昇る”の診断〜
氣が流れなければ、病となる。 だが、氣の異常には「止まる(滞)」と「昇る(逆)」がある。 『難経』第五十五難は、 氣滞と氣逆という二大異常の違いと、それぞれの見極め方 について説いている。 【1. 氣滞とは、氣が流れずに滞ること】 脹る、張る、重い、詰まる感じ...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 4分


vol.249【難経第五十四難】怒りと氣の関係とは?〜七情が氣を動かす仕組み〜
「怒れば氣上し、喜べば氣緩む」 これは東洋医学の基本とも言える、 感情と氣の密接な関係性 を表す言葉。 『難経』第五十四難では、 “七情”が氣にどのような影響を及ぼすか が具体的に語られている。 感情は単なる心の動きではない。 氣の運行を変化させる、強力なエネルギー源...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
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vol.248【難経第五十三難】心と腎の関係とは?〜上下の火水を繋ぐ氣〜
上には心の火。 下には腎の水。 この「火」と「水」が繋がってこそ、 人の氣は安定し、精神も肉体も調和を保つ。 『難経』第五十三難は、心と腎の氣の交流=“心腎相交”という東洋医学の根幹を説いた名篇である。 【1. 心と腎は、陰陽の極】 心=火・陽・上焦・神(精神活動)...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
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vol.235【難経第四十難】氣の上下とは何か?〜陰陽の呼応と昇降出入〜
氣とは、ただ巡るだけではない。 上下・出入という“方向性”をもって働く力 である。 『難経』第四十難では、氣の動きが「昇・降・出・入」の四つに分かれること、 そしてその調和が生命を保つカギであることを説いている。 まさに、氣は“立体的に働くエネルギー”。...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
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vol.231【難経第三十六難】病がどこから始まるか?〜上からか、下からか〜
風邪をひいたとき、咳から始まる人もいれば、下痢や冷えから始まる人もいる。 それは偶然ではない。 『難経』第三十六難は、「病が上から発するのか、下からなのか」という問いを提示する。 それは単なる部位の問題ではない。 氣の流れと臓腑の機能配置から読み解く、“病の発端の哲学”...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
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vol.229【難経第三十四難】病の発生における陰陽の分岐〜陽病・陰病の境界線〜
病とは、氣が偏ることである。 その偏りが「陽」に傾いたとき、人は熱をもち、上へ、外へと氣が浮き始める。 逆に「陰」へ傾けば、冷え、沈み、内側へと氣が籠っていく。 『難経』第三十四難では、病を陰陽に分ける基準を明確に提示している。 それは単なる表面症状の話ではなく、...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
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vol.228【難経第三十三難】氣の逆流とは何か?〜上下・内外の氣の迷い〜
氣は、いつも正しく流れているとは限らない。 『難経』第三十三難は、「氣逆」——つまり氣が本来あるべき方向とは逆に流れる現象を扱っている。 上へ昇るべき陽氣が下に沈み、 下に降りるべき陰氣が逆に頭へと昇る。 また、外へ出るべき氣が内に籠り、内で整うべき氣が外に漏れる。...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
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vol.219【難経二十四難】氣逆とは何か?〜上衝・咳・げっぷ・吐き気のメカニズム〜
氣は上に昇り、下に降り、身体を巡る。だがその流れが逆転したとき──身体にはさまざまな“逆のサイン”が現れる。 咳やげっぷ 吐き気やしゃっくり のぼせや頭痛 胃の張りや喉の違和感 東洋医学では、これらを総じて「氣逆(きぎゃく)」と呼ぶ。...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 5分
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