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vol.351【健康】鍼って痛いときあるけど大丈夫なの?〜“痛み”にひそむ氣のメッセージ〜
「鍼って痛くないって聞いてたのに、ちょっとチクッとした」 「ズーンと響いたけど……これって大丈夫?」 そんな声に応える今回のテーマは、 「鍼は痛くても平気なのか?」という素朴な疑問 。 実は“痛み”の感じ方にも、東洋医学的な意味がある。 【1. 鍼の痛み=危険ではない】...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 4分


vol.350【健康】鍼って何?〜見えない力に触れる東洋医学の“針”〜
「鍼って痛くないの?怖くないの?」 「そもそも鍼って、何をしてるの?」 鍼灸院を初めて訪れる方の多くが抱くこの疑問。 鍼(はり)とは、 身体の“氣・血・神経・筋肉”に働きかけるための最も繊細なツール である。 今回は、あらためて“鍼とは何か”を、素人目線でわかりやすく解説し...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 4分


vol.336【美容】SMASと表情筋の真実〜深層から引き上げる東洋的リフト理論〜
リフトアップは「引っ張る」技術ではない。 深層から“氣を上げる”こと で自然に整うもの。 その鍵となるのが、 美容整形の現場でも注目される「SMAS(表在性筋膜系)」と、 東洋医学でいう「氣の支え」である。 このコラムでは、 SMASとは何か? 表情筋との関係性...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 4分


vol.335【美容】顔の左右差と噛み癖・呼吸の関係〜小顔の鍵は“日常の癖”にあり〜
「鏡を見ると、左右の頬の高さが違う」「笑顔が片方だけ引きつる」 そんな“顔の左右差”に悩む方は意外に多い。 それは加齢だけが原因ではない。 日常の“ちょっとした癖”──噛み癖・呼吸・姿勢・睡眠姿勢が、 顔のバランスと小顔ラインに深く関与しているのだ。...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 4分


vol.334【美容】眼精疲労が“くすみ”を招く理由〜目の氣と美肌の関係〜
「最近、目元がどんよりして顔全体もくすんで見える…」 そんな悩みの原因が、眼精疲労による“氣の滞り”にあるとしたら──? 本稿では、東洋医学における“目と氣”の関係性と、 解剖学・循環生理の視点から“くすみ”の本質に迫ります。...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 4分


vol.332【美容】顔のたるみは内臓から?〜経絡で読み解くリフトケアの真実〜
顔のたるみ──それは、年齢のせいでも、重力のせいでもない。本当の原因は、“内臓の氣の滞り”にある。 東洋医学では、顔は内臓の鏡であると考える。 顔のむくみ、たるみ、くすみといった美容トラブルは、 ただ表面の老化現象ではなく、 身体内部の氣の乱れが現れたもの なのだ。...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 5分


vol.331【美容】美容鍼とは何か?〜東洋医学と解剖学から読み解く“美の再構築”〜
“美しくなる”とは、ただ見た目を変えることではない。 氣・血・神が調い、内側から光を放つような状態。 それこそが、東洋医学が古くから伝えてきた 本質的な美 である。 そして、その思想に基づいた施術こそが「美容鍼」。 このコラムでは、美容鍼の真価を経絡と氣の視点から、...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 5分


vol.325【鍼仙人秘術】龍息圧流とは何か?〜呼吸と重心で圧を導く操術の極み〜
「力任せの強圧では、深層には届かない。」 それでも“深くて、やさしくて、効く”。 この矛盾を超える技術がある。 それが鍼仙人が伝える【龍息圧流(りゅうそくあつりゅう)】。 呼吸、腹圧、体重移動、重心操作。そのすべてを“圧の質”に転換する、 内圧と氣の統合技術 である。...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 4分


vol.324【鍼仙人秘術】極圧式操術とは何か?〜“深くてやさしい”圧の真理〜
「強いのに、なぜ安心できるのか?」 「深部に届くのに、なぜ痛くないのか?」 施術の現場で、そんな言葉をよくいただく。 私はその技術を、【極圧式操術】と呼んでいる。 【1. “極圧”とは、筋・骨・氣に届く圧】 「強押し」とは違う。極圧とは、“深層に達すること”であり、...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 4分


vol.323【鍼仙人秘術】六波羅覇眼・臨床編〜“視えた瞬間”の治療ストーリー〜
「先生、今日は腰がちょっと…」 そう言ってベッドに横たわったその人を、私は“視た”。 腰ではない——。 脾の濁り。 そして、左足の経絡が“沈んで”いた。 私は、そのときすでに「施術ポイント」を決めていた。 【1. 治療は“視えた瞬間”に始まっている】...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 3分


vol.322【鍼仙人秘術】六波羅覇眼とは何か?〜“手に眼を宿す”感知力の正体〜
「この人、どこに異常があるんだろう?」 そう思う前に、もう“感知”している。 触れるより前に察知し、 把持した瞬間に、その深さを“読み取る”。 私はそれを【六波羅覇眼】と呼ぶ。 それは、“氣の流れ”と“組織の声”を読む術。 視るのではない。聴くのでもない。...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 4分


vol.320【傷寒論】鍼仙人の臨床哲学:古典の智慧を“現代の身体”に活かすということ
『傷寒論』は、ただの漢方処方書ではない。 それは、 氣・経絡・五臓六腑・感情・天候・季節・人間関係──あらゆる“いのちの変化”を捉える医学書 である。 この連載を通じて私たちは、 「氣とは何か?」「命とは何か?」「鍼灸は何に触れているのか?」を、...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 5分


vol.313【傷寒論】氣閉と鍼灸:滞りゆく“氣の行方”に風を通す手あて
何をしても氣が動かない。 呼んでも、届かない。 ──それは、「氣閉(きへい)」。 氣の通路が塞がれ、内と外の行き来が閉ざされた状態。 『傷寒論』においても、氣が閉じることによって、寒厥や昏睡、反応の低下が生じる局面が記されている。...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 5分


vol.311【傷寒論】氣実と鍼灸:過剰な氣の“暴走”をどう制御するか
氣が満ちすぎる。 怒りが噴き出す。 胸が張って苦しい。 ──それは、氣が足りないのではなく、**溜まりすぎて動けない状態「氣実(きじつ)」**かもしれない。 『傷寒論』では、氣実による発熱や痛み、怒りの発作のような状態も描かれており、...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 4分


vol.308【傷寒論】氣滞と鍼灸:停滞した氣を“ほぐし、流す”ための技
氣がつかえる。 氣が流れない。 ──そんな“氣の渋滞”が続くと、身体にも心にも澱(よどみ)が生じてくる。 『傷寒論』には、感情・ストレス・外邪などにより 氣の流れが滞り、様々な症状が現れる「氣滞(きたい)」 の記述がある。 今回は、氣滞という“見えない詰まり”を...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 4分


vol.305【傷寒論】氣逆と鍼灸:逆流する氣の“方向性”を整える術
怒りっぽい。胸がつかえる。みぞおちが苦しい。 ──それは、氣が“本来の方向と逆に動いている”状態。 『傷寒論』における「氣逆(きぎゃく)」とは、 氣の流れが上に逆行し、身体と心に“圧迫”を生む症候 である。 今回は、氣の“方向”に注目し、逆上する氣をどう整えるかを...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 4分


vol.304【傷寒論】上実下虚の鍼灸:氣の“重心バランス”を取り戻す術
頭は熱く、足は冷たい。 考えすぎて眠れず、胃腸は働かず。 ──それはまさに「上実下虚」の氣象。 氣が上に偏り、下が空洞になっている“重心の崩れ”である。 『傷寒論』においても、この氣のアンバランスは頻出するテーマ。 今回は、氣の偏りを見抜き、鍼灸でどう整えるかを構造的に解説...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 4分


vol.301【傷寒論】偽寒の鍼灸:寒がっているのに熱がこもる“氣象の錯覚”を読む
「寒い」と言っているのに、触ると熱い。 そんな“すれ違い”を見たことはないだろうか? 『傷寒論』における「偽寒(ぎかん)」とは、 内に熱を秘めているにも関わらず、寒がる現象 を指す。 この“氣象の錯覚”は、鍼灸臨床においてもしばしば遭遇する。...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 4分


vol.297【傷寒論】瀉下法と鍼灸:氣を内から下ろす“排出の術”
氣がこもると、人は苦しくなる。 『傷寒論』が説く「瀉下法」とは、 単に下痢や排便を促すという意味ではない。 氣が内にこもり熱と化す状態に、出口を与える“解放の術” である。 鍼灸において、この“氣の下行”をどう設計するか。 今回はその応用と臨床戦略を明らかにする。 【1....

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 4分


vol.294【傷寒論】六経分類を“氣の流れ”で読み解く:氣象学としての東洋医学
東洋医学の本質は、“氣の流れ”を観ることにある。 『傷寒論』が説く六経分類──太陽・陽明・少陽・太陰・少陰・厥陰。 これは単なる病名の分類ではない。 氣の進行・変化・崩れ方 を示した「氣象の地図」なのだ。 今回は、六経を“氣の流れの構造”として再構成し、...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 5分
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