vol.324【鍼仙人秘術】極圧式操術とは何か?〜“深くてやさしい”圧の真理〜
- - 鍼仙人 - 高山 昌大
- 4月8日
- 読了時間: 4分
「強いのに、なぜ安心できるのか?」 「深部に届くのに、なぜ痛くないのか?」
施術の現場で、そんな言葉をよくいただく。
私はその技術を、【極圧式操術】と呼んでいる。
【1. “極圧”とは、筋・骨・氣に届く圧】
「強押し」とは違う。極圧とは、“深層に達すること”であり、 ただ力を入れるのではなく、“狙った層に意志を通す”圧。
表層の筋膜を滑らせるように
中層の筋肉を撫でるように緩め
深層の骨際や関節包へ、静かに届かせる
そして同時に、氣の流れが“通った”瞬間を感じる。
物理的な接触であっても、 そこに氣の意識が乗れば、それは“鍼”にも近い働きをする。
これが極圧の基本概念である。
【2. 解剖学的に見る:圧は層を分けて届かせよ】
筋肉は、層構造になっている。
浅層筋(僧帽筋、広背筋、外腹斜筋など)
中間層(肩甲挙筋、中殿筋、腹横筋など)
深層筋(多裂筋、腸腰筋、深層脊柱起立筋群など)
この層を区別せずに圧をかけると、 「痛み」「抵抗感」「緊張の再発」が起きやすくなる。
極圧式操術では、層ごとに“触覚解像度”を変える。
皮膚→筋膜→筋→腱→骨膜の感触を、 それぞれの“圧力と速度”でコントロールする。
だからこそ、「深いのに心地よい」が実現する。
【3. 生理学的に見る:深部受容器を正しく刺激する】
人体には、
皮膚の触圧覚(メルケル細胞・ルフィニ終末)
筋紡錘(筋の伸張センサー)
ゴルジ腱器官(腱の張力センサー)
関節受容器(位置・動きの感知) が存在する。
極圧式操術では、これらを“順序だてて”刺激していく。
そうすることで、 ・中枢神経の緊張緩和 ・副交感神経の活性化 ・深層筋の持続的脱力 が生まれ、
ただ「押す」だけでは得られない、 神経系からの全身的なリラクゼーションが起こる。
【4. 東洋医学的に見る:“圧”は氣の誘導術である】
経絡は、筋肉や骨格に沿って流れている。
極圧とは、単なる物理操作ではなく、 経絡を“通す”ための誘導圧である。
たとえば:
背中の膀胱経を“ゆるめる”ことで肺気を通す
胃経の流れを押し下げて、脾胃の機能を回復させる
肝経の経筋を整え、気滞を緩和する
つまり、圧で氣の道を整えること=操術の核心。
この思想こそが、鍼仙人の施術に東洋医学の魂を宿らせている。
☯️【鍼仙人はこう考える】
強さとは、深さと静けさの中にある。 “押す”のではない。“導く”のだ。 圧に心を宿し、氣を動かす。——それが極圧式操術である。
🔚【まとめ】
「深くて、やさしい」——それが最も信頼される圧である。
📘【次回予告】
次回は、極圧式操術の基本術式について解説します。
🌿 voyage.鍼灸ラウンジ – Total Body Health & Beauty Care – 🌿
“深さの中に、静けさを。氣と圧の対話を。”
隠れ家のようなプライベートラウンジで、
筋・骨・氣に届く“極圧式操術”をお届けします。
『鍼仙人』院長 高山 昌大
施術歴16年/87,000人以上の施術実績。プロアスリートや著名人の施術経験も豊富。鍼師・灸師・柔道整復師・機能訓練士・登録販売者・調理師など、多岐にわたる国家資格を保有。極圧式操術・六波羅覇眼・経絡波動診断など、東洋と西洋の智慧を融合した独自の施術を展開。
🟡【典拠】:鍼仙人独自哲学

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