vol.350【健康】鍼って何?〜見えない力に触れる東洋医学の“針”〜
- - 鍼仙人 - 高山 昌大
- 4月11日
- 読了時間: 4分
「鍼って痛くないの?怖くないの?」 「そもそも鍼って、何をしてるの?」
鍼灸院を初めて訪れる方の多くが抱くこの疑問。
鍼(はり)とは、 身体の“氣・血・神経・筋肉”に働きかけるための最も繊細なツールである。
今回は、あらためて“鍼とは何か”を、素人目線でわかりやすく解説していく。
【1. 鍼は「刺す道具」ではない】
一般的に「針=刺すもの」というイメージが強い。
しかし東洋医学において、 鍼とは“氣に触れる”道具であり、 ただ刺すだけではなく、感じ、流し、調整するための触角のような存在である。
髪の毛よりも細い鍼で、
神経の反応を捉え
筋肉の緊張をゆるめ
血流を促し
経絡という“氣の流れ”を整える
まさに「氣のスイッチ」を押すような繊細な操作が行われている。
【2. 鍼はなぜ効くのか?】
西洋医学的には、
交感神経・副交感神経のバランス調整
血行促進
鎮痛物質の分泌(エンドルフィン・セロトニンなど)
東洋医学的には、
経絡(氣の通り道)の調整
陰陽バランスの安定
五臓六腑の氣の補瀉(足したり引いたり)
つまり、 「身体の内側にあるリズムや氣の流れに、そっと手を添える技術」なのだ。
【3. 鍼の“痛くない理由”とは?】
「刺される」と聞くと、 注射針や縫い針を想像してしまうかもしれない。
しかし実際の鍼は、
注射針の直径が約0.7〜0.9mmに対し、
鍼灸用の鍼は0.12〜0.18mm程度(髪の毛ほど)
さらに、
尖っておらず、
痛点(痛みを感じる点)を避けて通るように設計されている
そのため、多くの方が「ほとんど何も感じない」「じわ〜っと響く感じ」と表現する。
【4. 鍼を受けた後に起きる変化】
身体がポカポカする
呼吸が深くなる
頭がスッキリする
コリや重さが抜けていく
これらはすべて、 氣・血・神経のバランスが整った結果である。
身体は、“ちょっとのきっかけ”で大きく変わる。 鍼はその「氣のきっかけ」とも言える。
☯️【鍼仙人はこう考える】
鍼とは、“目に見えない流れ”に触れる技術である。——氣を感じ、氣を調え、氣を届ける。
🔚【まとめ】
「鍼とは、身体の“内なるリズム”に働きかける繊細な技術。」痛みを取るだけでなく、氣を整えるための“最小で最大の介入”である。
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『鍼仙人』院長 高山 昌大施術歴16年/87,000人以上の臨床実績。鍼師・灸師・柔道整復師・機能訓練士・登録販売者・調理師など、多岐にわたる国家資格を保有。氣整鍼・経絡補瀉術・深部神経反応法・自律調律法などを駆使し、 “氣の本質に触れる施術”を探究し続けています。
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