vol.16【学・美容】美容鍼 × 自律神経 〜 睡眠・ホルモン・感情ケアとしての可能性 〜
- - 鍼仙人 - 高山 昌大
- 3月22日
- 読了時間: 5分
更新日:3月26日
美容鍼は、単にリフトアップやシワ改善といった外見的な目的だけではなく、自律神経系に作用し、深部からの調整を可能にする全身医療的アプローチである。
特に近年注目されているのは、鍼刺激が脳と神経系に及ぼす影響—— すなわち、「美容」と「神経系(精神・ホルモン・睡眠)」の相互関係だ。
1. 自律神経とは:美容との接点
自律神経は、交感神経と副交感神経からなり、私たちの呼吸、消化、心拍、睡眠、感情状態にまで関与している。
美容に関わる自律神経の不調:
睡眠の質が悪い → 肌のターンオーバー低下
ストレス過多 → 血管収縮 → 肌のくすみ・乾燥
ホルモン乱れ → 吹き出物、生理前の肌荒れ
つまり、自律神経の乱れは外見にも強く反映される。
2. 鍼灸刺激が自律神経に及ぼす作用
鍼刺激は、末梢神経から中枢神経系(脊髄・延髄・視床下部)へと入力され、
🧠 科学的に確認されている作用:
副交感神経の優位化(リラックス反応、唾液分泌の増加、消化機能の亢進)
HPA軸の調整 → コルチゾール低下(抗ストレス)
セロトニン・メラトニンの分泌促進 → 睡眠リズム改善
これにより、肌の再生力向上・血流改善・ホルモンバランス正常化といった、美容面への多次元的な好影響が期待される。
3. 美容鍼がもたらす神経的メリット
睡眠の質が向上し、肌の修復・再生がスムーズに
PMSや更年期症状による肌荒れ、むくみの軽減
慢性ストレスによる表情の強張り・眉間のシワが和らぐ
顔面・頭部の筋緊張が緩和し、感情表現が豊かに
また、表情筋と感情の神経ネットワークは双方向に連動しており、 美容鍼によって表情が柔らかくなることで、心理的な緩和も生まれる(表情フィードバック仮説)。
4. 東洋医学的にみる自律神経と五臓の関係
東洋医学では、自律神経的な問題は主に「肝」「心」「腎」と関連づけられる。
肝:気の巡り、ストレス、イライラ、筋緊張
心:精神安定、睡眠、動悸
腎:生命力、ホルモン、生殖機能
美容鍼においては、顔面部のツボと同時に、 太衝(肝経)、神門(心経)、太渓(腎経)などの経穴を併用することで、 全身的な神経バランスを整え、美容効果を底上げすることができる。
まとめ:美容と神経の橋渡しとしての鍼灸
美容鍼は、「見た目を整える」ための施術であると同時に、 「心身の調和を導く神経調整ツール」としての機能も担っている。
神経系の働きを整え、内分泌・免疫・血流・筋肉・感情までも調整する美容鍼は、 まさに“身体の内と外”の両側からアプローチする包括的な施術法である。
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『鍼仙人』院長 高山 昌大
施術歴16年/87,000人以上の施術実績。
プロアスリートや著名人の施術経験も豊富。
鍼師・灸師・柔道整復師・機能訓練士・登録販売者・調理師など、
多岐にわたる国家資格を保有。
鍼灸・柔整・構造医学・東洋医学をはじめとする幅広い知識と手技を融合。
「施術は科学であり、芸術である」を理念に、心身の真の調和を追求。

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