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vol.376【アニメ】アイアンマンのトニー・スタークは“火氣の爆発体質”?〜天才の脳と氣の熱量〜
誰よりも頭が切れ、誰よりも情熱的で、誰よりも破滅的。 Marvel作品『アイアンマン』の主人公、トニー・スターク。 彼の天才性とカリスマ性の裏には、“氣の熱”が常に燃えている。 東洋医学ではこの“氣の過熱”状態をどう捉えるのか?...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 4分


vol.369【アニメ】呪術廻戦の五条悟は“腎陽の化身”か?〜最強キャラと精のエネルギー〜
「最強」という言葉には、何かしら“根源的な力”の気配がある。 その力とは、単なる筋力や戦闘力を超えた、“存在そのもののエネルギー”。 『呪術廻戦』の五条悟が放つ、あの圧倒的な存在感と圧力感。彼の強さの源を、東洋医学の眼で見つめてみよう。 【1. 腎が司る“根源力”とは】...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 4分


vol.304【傷寒論】上実下虚の鍼灸:氣の“重心バランス”を取り戻す術
頭は熱く、足は冷たい。 考えすぎて眠れず、胃腸は働かず。 ──それはまさに「上実下虚」の氣象。 氣が上に偏り、下が空洞になっている“重心の崩れ”である。 『傷寒論』においても、この氣のアンバランスは頻出するテーマ。 今回は、氣の偏りを見抜き、鍼灸でどう整えるかを構造的に解説...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 4分


vol.278【傷寒論】六経分類を“氣の流れ”で読み解く
「病はどこから生まれ、どこへ向かうのか?」──これは、鍼灸師にとって最も根源的な問いかけである。東洋医学の中で、その“流れ”をもっとも美しく体系化したのが『傷寒論』における「六経分類」だ。 六つの経とは、ただの分類やステージではない。それは氣の流れ、滞り、反転を描き出す、人...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 5分


vol.218【難経二十三難】氣はどう全身を巡るのか?〜営氣・衛氣・経絡の流れ〜
氣は、どこから来て、どこへ向かうのか──。 東洋医学の核心とも言えるこの問いに、難経第二十三難は「氣の運行」について明快に示している。 営氣(えいき)と衛氣(えき)。そしてそれを運ぶ経絡という“氣の道”。 本稿では、氣の種類と役割、そして全身をどう巡っているのかを、臨床家の...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 5分


vol.217【難経二十二難】胃は“水穀の海”?
〜氣血の生成における“胃”の位置づけ〜 「脾胃は氣血の源である」 この言葉は、東洋医学を学ぶ者であれば一度は目にしたことがあるだろう。 では、“胃”の役割とは一体何か? 難経第二十二難は、「胃は水穀の海なり」と語る。そこには、東洋医学における“氣の生成メカニズム”が隠されて...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
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vol.216【難経二十一難】“脾は倉廩の官”──氣血の源をどう育むか?
食べること、吸収すること──それは単なる栄養摂取ではない。東洋医学では、 “氣血の生成”は脾から始まる と考える。 難経第二十一難には、脾は「倉廩の官」、すなわち“貯蔵・供給”の中枢と記される。本稿では、氣血生成の原点としての「脾」の働きを掘り下げていく。 【1....

- 鍼仙人 - 高山 昌大
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vol.205【難経十難】脈の浮沈遅数とは?〜氣の性質を読み解く診察力〜
「浮いてる脈、沈んでる脈って、何が違うんですか?」 脈診を学び始めると、最初に出てくる“浮・沈・遅・数”という言葉。 だが、ただ手首を触って分類するだけでは、その意味はつかめない。 難経第十難 は、脈という“氣の表現”の奥行きを教えてくれる。 【1....

- 鍼仙人 - 高山 昌大
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vol.199【難経四難】寸口三部とは何か?〜脈診の地図を描く〜
「脈を診るって、どこをどう診ればいいのか分からない…」 そう感じたことはないだろうか? 脈診における“座標軸”を提示してくれるのが、難経・第四難である。 その中心が、「寸口三部」という概念だ。 【1.】寸口三部とは、診脈の“地図”である...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
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vol.198【難経三難】五臓の“氣の量”をどう測るか?
「氣の“質”はわかってきた。でも、“量”ってどう診るの?」 そんな問いに正面から答えるのが、難経・三難である。 氣は、目に見えない。 けれども、脈・皮膚・声・表情──あらゆる“気配”の中に、その量的情報は隠れている。 【1.】五臓の氣は“量”で表現される...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
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vol.196【難経一難】生死の境を診る──脈を読むとは何か?
「先生、この脈、もう“尽きて”います──」 かつて、師匠がそう呟いた患者がいた。 その翌日、彼は静かに息を引き取った。 鍼灸には、生命の“氣”を感じ取る技術がある。そしてその最前線が、まさに“脈診”である。 【1.】第一難:脈で“命”を観よ...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
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