vol.394【鍼仙人note】秋のからだを調える ― 自律神経と季節の氣
- - 鍼仙人 - 高山 昌大

- 10月15日
- 読了時間: 3分
秋は“収斂(しゅうれん)”の季節。春に芽吹いた氣が、夏に成長し、秋に向けて静かに内へと戻っていく。この時期、人の体も同じように「外へ向かう力」から「内を整える力」へと切り替わるため、自律神経のバランスが乱れやすい。
肩こり、めまい、倦怠感、眠気、情緒の揺らぎ――それらは、心と体が“秋モード”に移行しているサインだ。
🩵第一章:秋の不調は「自律神経の乱れ」から始まる
朝晩の寒暖差、乾燥、気圧の変化。これらは自律神経にとって大きな負担となり、交感神経と副交感神経のスイッチがうまく切り替わらなくなる。結果、睡眠の質が低下し、免疫力が落ち、風邪をひきやすくなる。
東洋医学では、秋は「肺」と「大腸」の季節。肺は呼吸だけでなく“氣”を巡らせ、大腸は“排出”を担う。つまり、呼吸とデトックスを整えることが、秋の健康維持の鍵になる。
🩶第二章:秋に起こりやすい三大症状
1️⃣ 乾燥と咳(肺の不調) →喉の痛み・乾いた咳・肌荒れが増える。
2️⃣ 便秘やお腹のハリ(大腸の不調) →水分不足+冷えが重なると腸が停滞。
3️⃣ 情緒の不安定(心の秋バテ) →“悲”の感情が増す季節。無理に元気を出そうとせず、静かな時間を持つこと。
💨第三章:セルフでできる秋の調整法
朝は白湯を一杯。 体を内側からゆるやかに温める。
肩甲骨を動かす深呼吸ストレッチ。 肺を開き、氣の循環を促す。
香りを取り入れる。 ユーカリや柚子など“肺を潤す香り”を活用。
夜はスマホより“静寂”を。 目と脳を休ませることで副交感神経を優位に。
🪷第四章:voyage.の施術 ―「呼吸を整える鍼」
voyage.では、秋季限定で「呼吸整流鍼(こきゅうせいりゅうしん)」を導入。胸郭周囲の経穴(膻中・中府・天突)に微鍼を行い、自律神経と肺氣のバランスを整える。施術後は、呼吸が深くなり、頭が冴える。まるで“身体の内側に風が通る”感覚。
さらに、美容鍼と組み合わせることで、肌の潤い・ハリの回復効果も高まる。
🪶第五章:鍼仙人はこう考える
「季節は、あなたの体を映す鏡である。氣が乱れるときは、自然に倣い、静かに整えよ。」
🧘♂️まとめ
秋は「整える季節」。頑張りすぎず、立ち止まって呼吸を感じること。それが、冬を健やかに迎えるための最高の準備となる。

🌿 voyage.鍼灸ラウンジ – Total Body Health & Beauty Care – 🌿
〜 鍼灸治療 × 整体 × 美容エステ 〜
「呼吸を調え、心身を再起動する。」隠れ家のようなプライベートラウンジで、深く穏やかな秋の“氣巡り”をお届けします。
『鍼仙人』院長 高山 昌大施術歴16年/87,000人以上の施術実績。鍼師・灸師・柔道整復師・機能訓練士・登録販売者・調理師。「施術は科学であり、芸術である」を理念に、季節と身体の調和を探求。
🟡典拠:『素問』『霊枢』『難経』『陰陽応象大論』『類経』
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