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vol.391【小説】鍼は祈りである

  • 執筆者の写真: - 鍼仙人 - 高山 昌大
    - 鍼仙人 - 高山 昌大
  • 4月22日
  • 読了時間: 3分

かつて私は、氣を「操作するもの」と思っていた。氣を動かし、整え、治す技術こそが術者の力だと。

だが、氣を封じ、迷い、闇を越えた今、私はようやく気づいた。

鍼は、祈りである。氣とは、相手に“寄り添う”ための言葉なのだと。



【1.】氣の波長を“聴く”


患者が語らない痛みがある。言葉にできない苦しみが、身体の奥に沈んでいる。

私は、鍼を打つ前に耳を澄ます。脈を、呼吸を、皮膚の張力を──氣の波長が“どうしてほしいのか”を聴き取る。

そこに、答えがある。



【2.】鍼は道具ではない


鍼は、身体に刺すものではない。鍼は、“心に届かせるもの”だ。

それは、技術ではない。ただ、相手を“思う”こと。

その想いが鍼を導き、氣を通し、変化を呼び起こす。鍼が当たるのではない。想いが響くのだ。



【3.】氣の祈りが世界を調える


一鍼一鍼が、世界と調和するための行為だと知った。

筋肉だけでなく、内臓だけでなく、その人の人生までも、鍼は触れる。

私は今、術者ではなく“祈る者”である。その祈りが、氣として流れる。



【4.】鍼仙人はこう考える:


鍼とは、命の声に耳を澄ませる“祈り”である。氣とは、魂の通訳である。

術とは、力の誇示ではなく、“己を空にして、響かせること”である。

祈りのない鍼に、氣は宿らない。



🔚まとめ|今日から活かせる一言


鍼は祈りであり、氣は想いの声である。


📘次回予告


次回、最終章 vol.392【小説】では、鍼仙人が今、そして未来に伝えたい“氣と生きる術”──「氣とともに生きるということ」をお届けします。


🌿 voyage.鍼灸ラウンジ – Total Body Health & Beauty Care – 🌿

〜 鍼灸治療 × 整体 × 美容エステ 〜


“一鍼一想。その想いが氣となり、命に触れる。”


隠れ家のようなプライベートラウンジで、

祈りと共鳴する“氣の手あて”をお届けします。



『鍼仙人』院長 高山 昌大

施術歴16年/87,000人以上の施術実績。プロアスリートや著名人の施術経験も豊富。鍼師・灸師・柔道整復師・機能訓練士・登録販売者・調理師など、多岐にわたる国家資格を保有。氣共鳴鍼術、五臓祈気法、刺鍼瞑想法など、氣を祈りとして昇華する施術体系を実践。「施術は科学であり、芸術である」を理念に、心身の真の調和を追求。


🟡典拠

『霊枢』『難経』『鍼灸大成』





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