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vol.389【小説】魂の叫び、再び鍼を握る

  • 執筆者の写真: - 鍼仙人 - 高山 昌大
    - 鍼仙人 - 高山 昌大
  • 4月22日
  • 読了時間: 3分

氣を封じ、森にこもってから、どれほどの月日が流れただろう。人と話すことも、鍼を持つこともなかった。

ただ、風の音に耳を澄ませ、葉の震えに氣を感じ、自分の内と外に流れる“氣”の微細な変化に身を委ねていた。

その静寂を破ったのは、一つの“命の揺らぎ”だった。



【1.】氣に導かれる


その日は、朝から強い氣の波を感じていた。理由はわからない。ただ、森が“助けを呼んでいる”ようだった。

私は氣配に導かれ、足を進めた。すると、小さな獣が苦しそうに横たわっていた。

その目は、私に問いかけていた。

「お前の氣は、もう死んだのか?」と。



【2.】鍼を握る理由


私は思わず、かつての鍼が納められた布包みを手に取った。恐れが、震えとなって現れる。だが、それ以上に、胸の奥が熱かった。

「これは、技ではない。祈りだ。」

私は、自らの氣を流し、再び“鍼を握る理由”を思い出していた。



【3.】魂の再起動


鍼が皮膚に触れた瞬間、私の氣が応えた。流れ出すのではない。湧き上がるように。

それは、暴力的な力ではなかった。ただ、確かに“生かす”という意思のある氣だった。

この時、私はようやく氣を“信じる”ことができた。



【4.】鍼仙人はこう考える:


鍼とは、技術ではなく、魂の叫びである。

氣を扱うとは、命に祈ること。その覚悟がなければ、氣は決して応えてはくれない。

“氣は力ではない”この一言の重さを、私はあの瞬間、骨の奥で知った。



🔚まとめ|今日から活かせる一言


氣は流すものではない。氣は、命に祈る“声”である。


📘次回予告


次回、vol.390【小説】では、氣とともに歩む覚悟を決めた鍼仙人が、内なる闇と対峙する──「真の敵は己の中に」をお届けします。


🌿 voyage.鍼灸ラウンジ – Total Body Health & Beauty Care – 🌿

〜 鍼灸治療 × 整体 × 美容エステ 〜


“鍼は祈り。氣は魂の言葉。”


隠れ家のようなプライベートラウンジで、

氣の再起と“命の対話”を施術に込めてお届けします。



『鍼仙人』院長 高山 昌大

施術歴16年/87,000人以上の施術実績。プロアスリートや著名人の施術経験も豊富。鍼師・灸師・柔道整復師・機能訓練士・登録販売者・調理師など、多岐にわたる国家資格を保有。氣脈再活法、魂氣応診術、氣祈刺鍼など、再生と祈りを融合した氣術体系を構築。「施術は科学であり、芸術である」を理念に、心身の真の調和を追求。


🟡典拠

『霊枢』『難経』





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