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vol.326【鍼仙人秘術】龍息圧流・鍛錬編〜氣を操るための呼吸・重心・腹圧トレーニング〜

  • 執筆者の写真: - 鍼仙人 - 高山 昌大
    - 鍼仙人 - 高山 昌大
  • 4月8日
  • 読了時間: 5分

深く、静かに、しかし確実に“通る”圧。

それは偶然の産物ではない。 呼吸・重心・腹圧の鍛錬こそが、龍息圧流を成立させる。

この秘術を“技術”として体得するために、 本稿ではそのベースとなる鍛錬法を明かしていく。


【1. 呼吸の鍛錬:脱力呼気と静圧保持】


龍息圧流の呼吸は、強く吐かない。 脱力した呼気=圧を沈める力であり、 息を止めた静圧=圧を保持する術である。


  • 息を「押し出す」より「落とす」

  • 横隔膜で“波”を起こすイメージ

  • 息を止める際は、緊張ではなく“静止”を意識する


鍛錬法:


  • 仰向けで脱力 → 腹式呼吸10分間(息を吐く:吸う=2:1)

  • 坐位で腹圧を意識しながら呼気 → そのまま5秒静止



【2. 腹圧コントロール:内圧で圧を設計する】


圧は腕や手でかけるものではない。 腹圧という“内部の支え”によって生まれる。


  • 腹を凹ませるのではなく、「内から膨張させて支える」

  • 横隔膜と骨盤底筋を“天地の蓋”にするイメージ

  • 手の圧は腹から伝える通訳である


鍛錬法:


  • 吐きながら腹を前・横・背中方向へ膨らませて固定(静止5秒)

  • 圧をかけながら、相手の反応を“腹で感じ取る”意識を保つ



【3. 重心と体重移動のトレーニング:圧に“流れ”を】


氣は流れる。だから、圧も“流れる”べきである。

龍息圧流では、術者の重心移動が氣の流れを決定づける。


  • 足裏の3点(母趾球・小趾球・踵)を意識して体重操作

  • 前後→左右→回旋という順で重心を移動させる

  • 意識は“圧をかける”ではなく、“氣を導く”方向へ


鍛錬法:


  • 立位で片足荷重 → 呼吸に合わせて重心移動

  • 座位施術で骨盤を“波打たせるように”使って圧を送る



【4. 声を出さない“内観呼吸”の実践】


氣を通すための呼吸は、静かである。 その静けさの中に、氣が集まる。


  • 声を使わず、音も立てずに呼吸を整える

  • 吐くときに、内観(からだの内側)を意識する

  • 自分の氣の滞りを“観察する癖”を持つ


これが、龍息圧流を“臨床における瞑想”へと昇華させる道でもある。


☯️【鍼仙人はこう考える】


壓の本質は、氣の器作りにある。技術ではない。“心身の内観”の積み重ねが氣を導く力になる。——氣は鍛錬の中にだけ、宿る。

🔚【まとめ】


「氣を操るには、まず己を調える。」 龍息圧流の本質は、“圧の流し手である自分”の在り方に宿る。

📘【次回予告】

次回は、龍息圧流を臨床で応用した具体症例編。肩こり・五十肩・自律神経の乱れなどに対して、どのように呼吸・重心・腹圧を調整し、氣を通していくのか?

“押さずに、通す”施術のリアルをご紹介します!


【5. 丹田瞑想:氣を集める“中心”を育てる】


呼吸・圧・氣のすべては“丹田”を中心に回転する。 丹田の安定なくして、氣は定まらず、力も流れない。


  • 下丹田(へその下)=生命力・根の氣

  • 中丹田(胸の奥)=感情と氣の調整場

  • 上丹田(眉間)=意識・精神性の高次センター


これら三丹田の“結び”によって氣の通り道が整う。 龍息圧流の鍛錬においても、 まずは下丹田に息を沈め、中丹田で氣を調え、上丹田で静観する。


鍛錬法:


  • 丹田に手を当て、息を“沈める”イメージで呼吸(10分)

  • 各丹田を光でつなぐように、意識を上下に巡らせる


この瞑想が、施術者としての“氣の芯”を育てる要である。



隠れ家のようなプライベートラウンジで、氣と圧を融合させる“龍息圧流”の極意をお届けします。手で押すのではなく、氣で導く。圧とは、呼吸と重心と腹圧の“調和”である。鍼灸・整躰氣術・龍息圧流・丹田瞑想などを組み合わせた、“氣の芯を育てる施術”を、真心こめて提供しています。


👤『鍼仙人』院長 高山 昌大

施術歴16年/87,000人以上の臨床実績。プロアスリートや著名人の施術経験も豊富。鍼師・灸師・柔道整復師・機能訓練士・登録販売者・調理師など、多岐にわたる国家資格を保有。氣功・鍼灸・整躰氣術・経絡解剖・内観修練・丹田開発を融合し、「施術とは“氣の芸術”である」を理念に、心身の真の統合を探求。


🟡典拠

鍼仙人独自哲学(氣体観・臨床観より)



\対応キーワード一覧/

<施術・メニュー系>龍息圧流、腹圧トレーニング、重心操作、内観呼吸、丹田瞑想

<症状・お悩み系>自律神経、五十肩、肩こり、不眠、冷え性

<ケア対象・ターゲット別>氣の詰まりがある方、術者志望者、感受性が高い方、瞑想愛好家、整体家、アスリート、治療家志望者、気功経験者、虚弱体質、精神疲労層

<施設タイプ・専門性>隠れ家鍼灸院、氣診専門サロン、東洋思想に基づく施術所、完全予約制鍼灸ラウンジ、ハイブリッド手技ラウンジ

<学術・教育ジャンル>東洋医学哲学、氣の構造学、丹田理論、呼吸学、臨床内観術

<対応エリア>六町、北千住、銀座、浅草、南千住、綾瀬、青井、梅島、西新井、見沼代親水公園、表参道、有楽町、恵比寿、渋谷、中目黒、上野、日暮里、西日暮里、秋葉原、草加、越谷、川口、三郷、南流山、流山セントラルパーク、流山おおたかの森、松戸、我孫子、幕張、千葉市、つくばみらい、みらい平、研究学園、つくば、葛西、西葛西、東陽町、品川、丸の内、東京駅、豊洲、浦和、大宮、守谷、八潮、三鷹、高円寺、吉祥寺、石岡市、土浦市、水戸市、江東区、江戸川区、葛飾区、荒川区、台東区、中央区、千代田区、足立区


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