vol.263【難経第六十八難】氣滞とは何か?〜流れを失った命の景色〜
- - 鍼仙人 - 高山 昌大
- 4月1日
- 読了時間: 3分
氣滞とは、氣が“流れない”状態──だがそれは、ただの「停滞」ではない。動こうとして動けない“内なる葛藤”の表れである。
【1. 氣滞とは「動の不全」】
氣は本来、常に動いている。その動きが失われたとき、それは痛み・張り・詰まりといった形で現れる。
胸が苦しい
喉が詰まる
腹が張る
頭が締めつけられる
これらはすべて、“氣が行き場をなくした声”である。
【2. 氣滞の原因は?】
氣滞は、外からの邪氣だけでなく、内なる感情(怒・悩・不満)でも引き起こされる。
肝氣鬱結(怒りを抑圧)
脾氣不運(思い悩みすぎ)
胃腸の氣滞(食べ過ぎ・消化不良)
つまり、氣滞は“感情の形を変えたもの”でもある。
【3. 臨床での氣滞の見分け方】
痛む場所が一定せず移動する(遊走性)
触ると張って硬い
氣が詰まったような呼吸感
氣逆と違い、「詰まり感>突き上げ感」
→ 治療は「疎肝理氣」や「氣の巡りを促す刺激」がカギ。
☯️ 鍼仙人はこう観る:
氣滞とは、風が吹きたいのに道がふさがれている状態。氣の風景を読む力こそ、診断の本質である。
鍼仙人はこう考える:氣が滞るということは、その人の“本来の流れ”が抑え込まれているということ。症状を治す前に、流れを取り戻せ。
🔚まとめ
氣滞は、命の流れが迷っている状態。流れを正すことで、身体も心も自然と整っていく。
今日から活かせる一言:氣の“止まり”には、物語がある。
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氣は、流れてこそ命となる。
隠れ家のようなプライベートラウンジで、
“滞りをほどき、心身を還す”東洋の手あてをお届けします。
『鍼仙人』院長 高山 昌大
施術歴16年/87,000人以上の施術実績。
プロアスリート・芸能関係者のコンディショニングにも精通。
経絡治療・頭蓋仙骨療法・内臓マニピュレーション・構造医学・エネルギー療法など、多彩な手技と診断技術を融合した、完全オーダーメイド施術を提供。
🟡典拠
『難経』第六十八難

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