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vol.262【難経第六十七難】氣・血・津液の優先順位とは?〜“まず診るべきは何か”〜
身体のなかを巡る三つの柱── 氣・血・津液(しんえき) 。 それぞれが命を支える存在でありながら、 実際の診断・施術の現場では、 「どれから診るか」「何を優先するか」が重要になる。 『難経』第六十七難では、 氣・血・津液の“軽重緩急”をどう判断するか が示されている。...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 4分


vol.258【難経第六十三難】氣血の虚実はどう違う?〜“本質の異常”と“運搬の異常”〜
虚か、実か。 氣か、血か。 臨床の現場では、“氣血の虚実”をどう見極めるかが施術の方向性を決める。 『難経』第六十三難では、 氣と血、それぞれの虚実の本質的な違い について明確に語られている。 【1. 氣と血の本質的な役割】...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
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vol.253【難経第五十八難】脈の変化と五臓の関係とは?〜“虚実のサイン”を脈に聴く〜
脈は、内臓の言葉。 『難経』第五十八難では、 五臓の氣血の虚実が脈にどう表れるか を明確に示している。 つまり──脈を読めば、臓腑の状態がわかる。 これは東洋医学において、最も繊細かつ深遠な“診察の術”である。 【1. 五臓と脈の対応関係】 古典的な脈の配置:...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
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vol.252【難経第五十七難】脈に現れる氣血の異常とは?〜“寸・関・尺”に映る内なる変化〜
脈は、氣血の声。 東洋医学において、脈診は単なるバイタルチェックではなく、 氣と血の状態、五臓六腑の調和を“触れて診る”術 である。 『難経』第五十七難では、 脈と氣血の関係性、特に寸・関・尺の三部に映る氣血の異常 について説かれている。 【1. 寸・関・尺とは何か】...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
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vol.251【難経第五十六難】氣と血の関係とは?〜“氣が動き、血が従う”原理〜
氣と血── 東洋医学の命の双璧。 『難経』第五十六難は、 氣と血の関係性、そして氣が血を導く“主従の原理” を明示した章である。 【1. 氣が先、血が従う】 「氣能行血」──氣は血を運ぶ。 氣が先に動き、血はその流れに従う 血は氣によって推進され、方向づけられる...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
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vol.243【難経第四十八難】脈と氣の違いとは?〜脈状と氣状の見分け方〜
脈を診るとき、我々が見ているのは「血」か、「氣」か。 『難経』第四十八難では、“脈状”と“氣状”という二つの概念を対比しながら、 その本質的な違いに切り込んでいる。 つまり、 同じ脈の打ち方であっても、それが「氣の乱れ」か「血の滞り」かを見極めなければならない...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 4分
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