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vol.312【傷寒論】氣逆と鍼灸:逆流する氣を整える“向き”の調律術
氣が突き上げる。 突然、込み上げるような吐き気。 咳やしゃっくりが止まらない。 ──それは、本来“下へ”流れるべき氣が“逆流”している状態「氣逆(きぎゃく)」である。 『傷寒論』では、氣が逆上することで生じる咳・喘・嘔吐・眩暈などの記載が豊富であり、...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 4分


vol.305【傷寒論】氣逆と鍼灸:逆流する氣の“方向性”を整える術
怒りっぽい。胸がつかえる。みぞおちが苦しい。 ──それは、氣が“本来の方向と逆に動いている”状態。 『傷寒論』における「氣逆(きぎゃく)」とは、 氣の流れが上に逆行し、身体と心に“圧迫”を生む症候 である。 今回は、氣の“方向”に注目し、逆上する氣をどう整えるかを...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 4分


vol.295【傷寒論】治法の総論:発汗・瀉下・和解──氣に触れ、流れを導く操作論
鍼灸の施術とは、“氣への操作”である。 そしてその操作には、方向性・量・リズムがある。 『傷寒論』における三大治法──「発汗・瀉下・和解」──は、 単なる薬理操作ではなく、 氣の流れをどう変えるか という“氣象技術”として読むべきである。...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 4分


vol.228【難経第三十三難】氣の逆流とは何か?〜上下・内外の氣の迷い〜
氣は、いつも正しく流れているとは限らない。 『難経』第三十三難は、「氣逆」——つまり氣が本来あるべき方向とは逆に流れる現象を扱っている。 上へ昇るべき陽氣が下に沈み、 下に降りるべき陰氣が逆に頭へと昇る。 また、外へ出るべき氣が内に籠り、内で整うべき氣が外に漏れる。...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 4分
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