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vol.303【傷寒論】混合証の鍼灸:冷えと熱が共存する“氣の迷宮”を抜ける
冷えているのに、熱がある。 元気がないのに、イライラする。 ──そんな、 矛盾する症状が同時に存在する状態 をどう診るか? 『傷寒論』には、虚実・寒熱・表裏が入り乱れる“混合証”が登場する。 それは、氣の流れが交錯し、方向性を失った“迷宮のような構造”である。...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 5分


vol.300【傷寒論】虚熱の鍼灸:足りなさが生む“熱”という矛盾を解く
熱があるのに、氣は弱い── それが「虚熱」という不思議な現象。 『傷寒論』が捉えたこの症候は、 氣血が不足しているがゆえに、熱がこもる という矛盾のかたち。 今回は「足りないから熱が生じる」という東洋医学的論理を、 鍼灸という術でどう紐解き、どう調整するのかを追求する。...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 5分


vol.299【傷寒論】特殊証・変証の総論:虚実が交錯する“氣のトリック”を見抜く
臨床において、もっとも判断を誤りやすいのは、 “虚実の逆転”と“混合”が起きている状態 である。 『傷寒論』の真骨頂のひとつが、 こうした“複雑な氣のパターン”への鋭い洞察にある。 今回は、虚と実、寒と熱、表と裏が交錯する“特殊証・変証”をどう読み解くか──...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 4分


vol.245【難経第五十難】表証と裏証の見分け方とは?〜氣の深さで読む疾の所在〜
同じ頭痛でも、皮膚のすぐ下で起きているものもあれば、 内臓の深部に根をもつものもある。 東洋医学ではそれを「表証」「裏証」と分け、 “病の深さ”によって治療の方向を変える。 『難経』第五十難は、この 表裏の判断を氣の層でどう読み取るか を明確に示している。 【1....

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 4分


vol.230【難経第三十五難】陰陽に応じた鍼の深さとは?〜刺入と氣の層構造〜
“どこまで刺すべきか?” この問いは、鍼を扱う者なら誰しも一度は直面する。 『難経』第三十五難では、この問いに対して明快な基準を示している。 それが「陰は深く、陽は浅く」という刺入の原則である。 だがこれは単なるテクニックの話ではない。...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 4分
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