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vol.272【難経第七十七難】氣の強弱で治療はどう変わる?〜虚実の本質と“力加減”の智慧〜
治療において、何より大切なもの—— それは、「力の加減」である。 『難経』第七十七難では、氣の強弱、すなわち“虚”と“実”について、 そしてそれに対する施術者の「用力の智慧」について語られる。 “虚には補い、実には瀉す”という基本を、...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
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vol.212【難経十七難】五行色体表とは何か?〜色・味・音・臭・志の五感診察〜
「顔色・声・食の好み──そのすべてが診察になる」 東洋医学において、臓腑の状態は“内だけ”を見るのではない。 目・耳・鼻・舌・皮膚──あらゆる五感と外在的な情報から、 氣の状態や臓腑の虚実を見抜いていく。 その鍵となるのが「五行色体表」。...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
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vol.208【難経十三難】氣口・人迎の診察とは?〜頸動脈の“氣”をどう読むか〜
「人迎と氣口、どちらが強いですか?」 東洋医学の古典において、脈は手首だけではない。 頸部の動脈──すなわち**人迎(顎の下)と氣口(橈骨動脈)**は、全身の氣を測るための“陰陽のゲート”として扱われていた。 難経十三難では、この 二つの脈の強さの比較 から、...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
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vol.206【難経十一難】臓腑の病は脈にどう現れるか?〜氣の状態と五臓六腑の関係〜
「この脈、どの臓腑の乱れでしょうか?」 臨床でよく聞かれるこの問い。 東洋医学では、 “氣”は臓腑を通じて脈に映し出される と考えられている。 難経第十一難は、 氣・臓腑・脈 をつなぐ東洋診察の核心を示す一章である。 【1. 臓腑と脈は“氣の写し鏡”】...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
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vol.201【難経六難】蔵象とは何か?〜目に見えない五臓の世界〜
「五臓って、実際どこにあるの?」 臓器の位置を聞かれても、内臓の解剖図を思い浮かべるのが一般的だろう。 だが、東洋医学における“臓”は、解剖的な形ではなく「機能と象(あらわれ)」として捉えられる。 それが──“蔵象”の概念である。...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 5分
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