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vol.280【傷寒論】発汗の妙:桂枝湯・麻黄湯を鍼灸で捉える
発汗とは、ただ汗を出すことにあらず。 それは氣の操作であり、邪を追い出し、正氣を護る“境界操作”そのものである。『傷寒論』では、太陽病における「発汗すべきか否か」によって、桂枝湯と麻黄湯という二大名方が展開される。 本稿では、それぞれの方剤が意味する“氣の状態”と、鍼灸師が...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 4分


vol.279【傷寒論】太陽病と表証の本質:寒熱・発汗・首項強ばり
「風邪ですね」──この一言で片付けられてしまう症状の裏には、鍼灸師にしか読み取れない“氣の乱れ”が潜んでいる。 『傷寒論』における六経の最初に位置する「太陽病」は、外邪が体表に侵入した“氣の初動”を象徴する存在である。本稿では、太陽病における寒熱・発汗・首肩のこわばりなどの...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 5分


vol.245【難経第五十難】表証と裏証の見分け方とは?〜氣の深さで読む疾の所在〜
同じ頭痛でも、皮膚のすぐ下で起きているものもあれば、 内臓の深部に根をもつものもある。 東洋医学ではそれを「表証」「裏証」と分け、 “病の深さ”によって治療の方向を変える。 『難経』第五十難は、この 表裏の判断を氣の層でどう読み取るか を明確に示している。 【1....

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 4分
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