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vol.199【難経四難】寸口三部とは何か?〜脈診の地図を描く〜
「脈を診るって、どこをどう診ればいいのか分からない…」 そう感じたことはないだろうか? 脈診における“座標軸”を提示してくれるのが、難経・第四難である。 その中心が、「寸口三部」という概念だ。 【1.】寸口三部とは、診脈の“地図”である...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 5分


vol.198【難経三難】五臓の“氣の量”をどう測るか?
「氣の“質”はわかってきた。でも、“量”ってどう診るの?」 そんな問いに正面から答えるのが、難経・三難である。 氣は、目に見えない。 けれども、脈・皮膚・声・表情──あらゆる“気配”の中に、その量的情報は隠れている。 【1.】五臓の氣は“量”で表現される...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 5分


vol.197【難経二難】陰陽で診る氣のバランス
「この人、なんだか“重たく”感じる──」 それは、氣の偏りを察知している証かもしれない。 陰と陽。 東洋医学の根幹であり、氣の流れを捉えるための“第一原理”。 難経・二難では、脈診の“陰陽分類”を通して、 氣の全体像をどう捉えるかが問われる。...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 5分


vol.196【難経一難】生死の境を診る──脈を読むとは何か?
「先生、この脈、もう“尽きて”います──」 かつて、師匠がそう呟いた患者がいた。 その翌日、彼は静かに息を引き取った。 鍼灸には、生命の“氣”を感じ取る技術がある。そしてその最前線が、まさに“脈診”である。 【1.】第一難:脈で“命”を観よ...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 4分
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