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vol.276【難経第八十一難】氣・血・精・神の統合とは?〜“命の設計図”を読む鍼灸の智慧〜
人は何によって、生きているのか? 氣か。血か。精か。それとも神か。 その問いに、『難経』第八十一難はこう答える。 「すべてが、相関し、統合された存在である」と。 氣は流れを、血は潤いを、精は根を、神は輝きを—— それぞれが独立しながらも、互いを補い、支え合い、循環している。...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 4分


vol.248【難経第五十三難】心と腎の関係とは?〜上下の火水を繋ぐ氣〜
上には心の火。 下には腎の水。 この「火」と「水」が繋がってこそ、 人の氣は安定し、精神も肉体も調和を保つ。 『難経』第五十三難は、心と腎の氣の交流=“心腎相交”という東洋医学の根幹を説いた名篇である。 【1. 心と腎は、陰陽の極】 心=火・陽・上焦・神(精神活動)...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 4分


vol.215【難経二十難】“心は君主の官”とは?〜思考・意識・魂を司る氣の中心〜
「心が乱れると、氣が乱れる──氣が乱れると、身体が壊れる」 古来より東洋医学では、「心」を五臓の中でも特別視してきた。 その理由こそが、難経第二十難に記された“君主の官”という表現にある。 本稿では、 “心の氣”とは何か? そしてなぜ“心”が氣の中心に位置づけられるのか、...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 5分
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