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vol.315【傷寒論】氣脹と鍼灸:お腹・胸が“張って苦しい”氣の圧にどう触れるか
息が吸いづらい。 お腹がパンパンに張る。 胸が詰まり、苦しくなる── それは、氣が膨張し、逃げ場を失った状態「氣脹(きちょう)」である。 『傷寒論』には腹満や胸満に関する記述が多く、 それらの多くは氣の停滞ではなく、 氣の“過膨張”による内部圧の上昇 として語られる。...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 5分


vol.314【傷寒論】氣鬱(再訪)と鍼灸:感情と氣の“重なり滞る渦”に寄り添う
氣が詰まって動かない。 感情も、呼吸も、閉じこもったまま。 ──それは、“感情と氣の渋滞”が重なり合う、複合的な「氣鬱(きうつ)」。 『傷寒論』における“鬱”は、単なる精神症状ではなく、氣の滞りが感情や身体の動きにまで及ぶ、 全身的な停滞として描かれている。...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 5分


vol.308【傷寒論】氣滞と鍼灸:停滞した氣を“ほぐし、流す”ための技
氣がつかえる。 氣が流れない。 ──そんな“氣の渋滞”が続くと、身体にも心にも澱(よどみ)が生じてくる。 『傷寒論』には、感情・ストレス・外邪などにより 氣の流れが滞り、様々な症状が現れる「氣滞(きたい)」 の記述がある。 今回は、氣滞という“見えない詰まり”を...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 4分


vol.306【傷寒論】氣閉と鍼灸:閉じ込められた“氣の扉”をひらく術
氣が詰まる。 氣が閉じる。 『傷寒論』では、外からの寒邪や内からの情動によって、 氣の動きが完全に閉ざされてしまう“氣閉(きひ)” という状態が語られる。 それはまるで、呼吸も、意識も、流れも止まりかけた静寂──。 今回は、氣の扉が閉じるとはどういうことか。...

- 鍼仙人 - 高山 昌大
読了時間: 5分
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